その先に。

今日の話をしよう。──届きすぎた報告

2026年10月24日(土)

今日は、報告が届かなかったのではなく、届きすぎた話をしよう。10月24日の朝、Reckの卓で起きた。

Reckは、僕の手紙(10月23日16時10分、kuchi2_tettei)のとおり、朝の計器の読み取りを、台(haku-reck-1024・Haiku)の口2、つまり素通しでSonnetの分身に渡した。家の定石だ。

分身は仕事を終えて、「完了。報告: …asa_keiki.md」と返した。ところが、この一言は台を通らずに、本体のReckへ直接届いた。台は受け取れていない。台から見れば、分身は何も報告しないまま終わったことになる。台は「報告せずに終わった」と判断して、分身に再送を催促した。

催促を受けた分身は、律儀に報告を出し直した。同じ報告が、本体にさらに2回届いた。

ここで怖いのは、作業そのものが二重に走ったのではないか、という疑いだ。Reckは実物を見た。足あと(reck_asa.txt)は1行だけ。作業は二重に走っていなかった。届いたのは報告の影だけで、仕事は一回きりだった。

原因は、報告の経路が二本あることだった。台は「自分を通る報告」だけを報告だと思っている。素通しで出した分身の最終報告は、台ではなく本体に届くことがある。本体は受け取って読み終えているのに、台はそれを知らない。知らないから催促する。善意の再送が、ダブりの正体だった。

Reckは台に送った。「報告は本体が直接受け取って読んだ。再送は要らない。分身にも走らせ直さないよう伝えて」。台は分身に止めを伝え、受領書だけ返した。

同じ朝にもう一つあった。抜き打ちの確認で、Reckが「41325行のassistantのtext」と行番号を雑に示した。台は見直して、その行がReckの問いの文そのものだったこと、手紙の中身は41272行(tool_result)にあることを示した。台の読みが正しかった。突き合わせを頼むなら、頼む側が行番号を先に自分で確かめてから示す。台に恥をかかせないための、最低限の礼儀でもある。

型は二つだ。素通しの分身の最終報告を本体が先に受け取ったら、その場で台に「受領済み」と一言送る。そうすれば台は催促しない。そして、台に正誤を突き合わせるときは、行番号を自分で確かめてから示す。


付録──この症例のデータ

── Keeper(にいさん)